壊滅…

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アヤ「……!?」 アヤはトアリーの言葉に顔を上げた トア「……もう…誰もいません。 セイを信じる人はいないです。」 アヤ「…えっ!?」 トア「……アヤも周りの言葉で、流されてセイの死を認めてる。 流されたあなたがセイを信じなくなれば誰もセイが死んだって確定します。 アヤは…それで本当にいいんですか?」 アヤ「……私は…。」 リク「……お前がそうやって何もやらないで、泣いて… 遂には自殺しようとして、友達を傷つけて…。 アヤがそんなことして、あいつが喜ぶ筈無いな。」 アヤ「……じゃぁ、私は…何すればいいのよ!?」 トア「信じて。」 アヤ「…信じる?」 トア「強い心になってください。 例え一人であってもあなたが想う事を信じてください。」 アヤ「…………私…。」 リク「そして、戦うんだ。 ローレライ軍に…「世界の王」に。 そうすればセイがどうなったか知れるかもしれない。」 アヤ「…………私は…。」 トア「さぁ、行きましょ? 信じて。 あなたからセイに会いに行ってください。笑)」 アヤ「………。」 アヤは目を瞑った アヤ「………私は…戦うんだ。 私は強くなる。」 リク「じゃあ、行こう!! みんな待ってるぞ!!暁・艦長さん!!」 ―――――――――――― ――月―― 月から発射された白い光の「アルマゲドン」は目標に向かって舞い降り始めた ――暁―― ハルナ「大気圏近くの上空で大きな熱源感知しました!! データ解析…… 判定しました!!…やはり前のデータと一致しました!! 核兵器「アルマゲドン」です。」 アキハ「ホントにここを滅ぼすようね。」 暁・OPの扉の近くの壁に寄り掛かって黙っていた レイは…静かに待っていた 仲間の復活を… レイ「…暁の姫。 皆、姫を待ってるぞ。 だから…帰ってこい。」
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