壊滅…

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―――――――――――― ――中学1・冬の深夜―― …夜明けの時 リクは用があるといい2人で残ったあの日… 一年の終わりと始まり 学校なども卒業して入学する 世界の王が全世界の周期を変えて一年の終わりに学校では卒業 そして一年の始まりに入学など、この日は全世界の人達ほとんどは終わりでもあり、始まりでもあった その時のセイ達は中学1から2に変わる日でもあった アヤ「…うー……ん…!! はぁ…!! 今年も終わったなぁ…。 リクのやつ空気読めって。こんな大事な日ぐらい私達と一緒に居てくれないなんて… …薄情者〰!!!!」 アヤは背を伸ばしてから怒ってるけど、笑いながらそう言った セイ「…………あ、うん。」 アヤ「セイも元気ない!!ボーとして!! それはいつもか…。 眠くなった?」 セイ「……いや。 ただ、今気づいたんだけどアヤって髪、綺麗で変わった黒してるよな。」 アヤ「えっ!?/////」 セイ「なに照れてんの?」 アヤ「バ、バカ!!//// …照れてなんか…。」 アヤはセイに一発殴り込んで照れを隠すため、そっぽを向いて言った セイ「……痛い…。 ただ、なんつーか凄いと思ったんだよ! 黒なんだけど微かに赤掛かって… まさか…地毛?」 アヤ「…う、うん。 私の家系の髪の色はこうなんだ…。」 セイ「へー…。」 辺りは暗く、丘の上からは小さな街が広がる その彼方に海が見える 地元では「暁の丘」と呼んでいた そのセイとアヤ、リクにしか解らない隠れスポットに今セイ達はいる この街の人々はここに集まってるが周りには誰もいない 「暁の丘」と呼ばれる訳は、今の時間帯の景色から由来された アヤ「……あ… …やっぱり…綺麗だなぁ…。」 セイ「……そうだな。」 夜空が広がってる中、海の遥か彼方に朝日が微かに浮かぶ その時、微かに紅が光る 夜空の黒に小さく輝く紅 黒の中に紅が少しだけ馴染む景色に由来して「暁の丘」なのだ
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