壊滅…

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――暁・OP―― …プシュ-!! OPの扉が開き、アヤはOPの中に入った そして自分の…艦長席に座り指示した アヤ「これより、暁緊急発進します。」 ハルナ「……は、はい!!」 アキハ「……ったく、確かにいい決断力ね。」 ナツキ「……後で覚悟しとけよ!!アヤ!!」 フユミ「…………準備万端…いつでも出発できる…よ…。」 アヤ「……… (ありがとう…) …暁、発進ッ!!」 暁はコースターに乗り、急な登りを走っていた 皆、アヤが帰ってきた事を直ぐに聞きたかった 髪の事とか… けど、今…暁の状況は「アルマゲドン」の被爆エリア… ニブル基地を狙っている時点でそこにいる暁の状況は最悪だ 最悪だからこそ時間が勿体無い アヤは直ぐに指揮をした それに気づいたメンバーは出発準備を開始できたのだった 話しは後で… コースターを登り、目の前が明るい光が照らしていた 外に出る ニブル基地は地下の基地 だからコースターを使って外に出る ホントは正規のコースではない 前にニブルから出発した時は大きなエレベーターで地上に出る 地上と言ってもニブルの街の近くに山があり、そこの中間に東西南北4つの出口がある そこから安定した「確実」な発進をする事ができたのだ 今、使ってるのは緊急用のコースだ こうゆう時に備えて作ったんだろう けど、これは本来MSやMAなど軽めな物が発進する場所 戦艦クラスの重量は重すぎて、急なコースを登りきる事ができるのか誰もわからない 前例が無いから もし、登りきる事ができなかったら終わりだ だが、出口から勢い良く暁は大空に飛び出してきた ハルナ「コースターの登り、成功しました…。」 ナツキ「ふはぁ…!! マジで急な坂だよ!!死ぬかと思った…。」 フユミ「これも……アヤの…おかげかもね…。」 アヤ「えっ…?私…?」 アキハ「その瞳のおかげだと思うよ?」 アヤは自分の目を軽く押さえた アヤは紅い瞳…バーサーカーを発動させていた
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