壊滅…

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アヤ「…いつの間に…。」 アキハ「アヤ?早く指示してよ! その為に皆、聞きたい事我慢してるんだよ?」 アヤ「…ご、ごめん。 えーと…何処に逃げるの?」 皆、綺麗にその場にこけた ナツキ「……はは…。笑) ひきこもってたアヤが知るはず無いよな?」 アキハ「…私達、反逆軍は南下してヨーロッパの「ゲーティア」に行くの。 とにかく理由は後!!早く出発して!?」 アヤ「う、うん!! …これより暁南方のゲーティアに向かい出発する!! 暁、発進!!」 アヤの声と同時に暁は出発した コバルトが開発した新たなエンジンをつんだ暁 今までに無いくらいの加速に皆は歯をくいしばっていた かけのぼる暁と同時に天空から白い光が見えるくらい徐々に降りてきた その後、暁はまたあの爆風に巻き込まれた 安定させようと舵してもバランスが上手く取れない 山などの障害物には当たらなかったもののダメージは大きい だが、暁は生き残った 幸いな事に、飛行の障害も見当たらずニブルに着く前に「アルマゲドン」の爆風を喰らった時よりもダメージは受けていない 暁は助かったが、被爆エリアはもう、生物が立ち寄れない地になってしまった 周りにはニブル以外にも街など、好きな人達で集まって「国」と言う形で住んでいた 色々な人達が住んでいる なのにローレライ軍…いや「世界の王」は世界の人々を信頼させて「全国境消滅法」を造った だから好きに生きれる自由な世界ができたのだが、それは全て…世界を「世界の王」が囲った「檻」だった 自由じゃなかった世界 しかも今回みたいにローレライ軍の「都合」で「アルマゲドン」の投下して全てを破壊した 「世界の王」で「クリエイター」の召集があり、「クリエイター」の血(能力)がある人々は集められた その人達は恵まれたと思い、逃げるように指定された地に集まった だからさっきの「アルマゲドン」で被爆した人種は恐らく全て「純な人種」「クリエイターでない人種」なのだ 暁のメンバーは後ろに広がる黒の空間に跡目を感じ、巻き込まれた人達に祈りを捧げながら「ゲーティア」に向かった
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