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――ゲーティア――
ゲーティアの大統領館にある大きな会議室
そこには着いたばかりだが現在トップのリルに護衛としてヤン、キーミが居る
そして張本人と言えるだろう、トアリーと…
トアリーのお願いでリクも付き添うことになった
「風雷」と呼ばれる2人の護衛はリルのもしもを守るためだが、彼女自身はレインの付き人であり、護衛としての力もある
もしもがあれば1人で片付ける事が出来るだろう
「風雷」の2人が心配しているのは一緒に出席したトアリーの方だった
リクもトアリーの事は知っているので緊張感を持って付き添っている
会議室は長方形のテーブルを挟んでゲーティア首領ロザとその後ろに黒服のボディーガード2人が立っている
対象に反逆軍メンバーで正面から見て左からキーミ、リク、トアリー、リル、ヤンが座った
ﾛｻﾞ「反逆軍の皆様、お疲れ様です。
改めましてロザ・マリアです。
到着早々にこの様な場所にお集まり頂き、ありがとうございます。」
ロザの見た目は厳しくて固い威厳ある人物だと思った
だが、意外にも自ら下手な位置の言葉で反逆軍を立てた
ﾘﾙ「申し訳ございません。
私は現在レイン様の代わりとしてトップを務めております、リル・フィンです。」
ﾛｻﾞ「……リル・フィン…ですか…。
これは面白いですわね。笑)」
ロザは人柄のせいか不気味な笑いを見せて言った
ﾘｸ「……………。」
リクもそう思った他に、この人はリルの事を知っている様な気もした
リル・フィン…
元反逆軍トップ…レイン…様の付き人
だが、ただの付き人で無さそうだ
ただの付き人なのにゲーティア首領のロザ・マリアが知っている
となればこの人は一体何者なんだ？
リクが考えてる間にリルとロザは世間話をしていた
世間話と言うか、今問題の「世界の王」についてだが…
一応、ここゲーティアと言うより本来はヨーロッパ諸国は世界の王の改革を断った
だから未だに独自の国…ヨーロッパ諸国の集まって1つの国ゲーティアがある
ゲーティアは世界の王の改革は断ったが、それと同時に「同盟」を組んだのだ
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