壊滅…

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つまり、ゲーティアは世界の王の味方 裏では色々黒い事をしていたとも噂があった だが、その同盟も最近は崩れているとも噂があり 今回反逆軍を迎え入れたのはその通りなんだろう リル「………すいません。 少しお聞きしたいんですが、何故私達を…?」 リルはズバリと聞いた 利益もなく反逆軍を迎え入れるほど、ここゲーティアは甘くないはず ロザ「………私達は元から世界の王のやり方に反対でした。」 やっぱり、噂通りだった 同盟と言っても元々世界の王と意見が合わないからゲーティアは独立した 表ではそれに合わせても裏の心はそうでないと言うことだ リル「……一応ですが…私達反逆軍の迎え入れた事は、世界の王には…?」 ロザ「安心なさい。私達は貴殿方をその様にいたしません。 その点は信じてください。」 リル「利益もなく私達を迎え入れた訳では無いですよね?」 リルはどんどん突いていく トップとして安心できるかできないか、このやり取りで決まる ここでトップがミスれば反逆軍は終わってしまう可能性がある ロザ「…その様な強さが無くてはトップとして失格ですが、あなたがトップなのも納得できますね。 いいですわ。我々の目的は… …トアリーです。」 トア「…!!!!」 トアリーはさっきまでずっと下を向いて隠れるように座っていた ずっと、テーブルの下でリクの手を強く握っていた ロザ「お帰り、トアリー? あなた、久しぶりに母である私に挨拶も無いの?」 トア「………お…お久し……ぶり…です……お母様…。」 トアリーは緊張した口調で喋った 更にリクの手を強く握った リク「(………トア…)」 リクもだけど、風雷の2人…ヤンとキーミも緊張してそれぞれ唾を飲み込んだ ロザ「……リル?ごめんなさい。 これだけは言わせて貰うわ。 私は正直、反逆軍は嫌いです。 その創設者と言われる「サヤ・カミキ」は私の大切な物を奪っていって己のために使っていった… 私は…彼女を許しません!」
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