壊滅…

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サヤ・カミキは「世界の王」の訪問として偽り、ゲーティアに潜入した 狙いはある人達からの「願い事」だった その人達がヤン・ジョーとキーミ・マイズナーだった その時の2人は戦闘用の雇われ屋 裏では「雷風」と恐れられていて、2人で戦い、大きな戦いだと二機のMSで戦ってきた 時には人を護衛と言う形で殺しあい 時にはターゲットの暗殺 2人はそうゆう生き方でしか生きられなかった 死線を何度も越えた2人の生き甲斐にもなっていた そんなある日、雇われ屋のに仕事が入った それが始まりでもあった バーゼからの依頼 バーゼは雇われ屋を雇った訳は 「自分が死んだら、トアリーを守ってくれ、助けてくれ、自由に生かしてくれ。」 との事だ 2人は素直に依頼を受けて直ぐにゲーティアに向かい、依頼通り影からトアリーを見守っていた 母のロザも2人の事は知らない 知らせていない バレてもいない これも父、バーゼの依頼でもあった ロザには隠し通すと その時は解らなかったが、バーゼは今のロザを予測して、こうゆう対策をしたんだろう 小さかったトアリーは2人の事を臨時の「付き人」だと教えられて育った 雇われ屋の2人は他の仕事とかで余り顔を出さない日があったが、トアリーが人前に出る時は必ずそばにいた 勿論、顔を出さない日は人を殺して金を稼いでいる それでも時々しか会えない2人は優しくて楽しくてトアリーにとっては良い兄、姉だった やがてバーゼが死に、父の日記を見たトアリーに2人は真実を教えた 教えるべきだと思ったんだろう 日記をトアリーに渡したのはこの2人 トアリーの付き人じゃない2人は雇われ屋 簡単に言えば「殺し屋」だと…
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