583人が本棚に入れています
本棚に追加
トアリーは2人を解雇した
それは、2人が殺し屋と知って嫌になった訳では無い
ただ、自分の為に2人の自由を奪うわけにはいかない
2人はトアリーにとって兄、姉だ
解雇する事は心が痛むが、2人のため兄、姉のためだと思った
ヤンとキーミは嘘をついて純粋な子供のトアリーを何年も騙してきた
仕方ない事だったが心が傷んだ
それはトアリーも感じてるだろうと思い、「解雇」を承諾した
それから2人は相変わらず仕事で人を殺したりしていた
幾度の仕事をこなしても
、満足しない
ある日、2人はゲーティアの情報を知ることになった
「今のゲーティア首領ロザは子のトアリーを軍事利用する」と…
2人はバーゼの言葉を思いだし、トアリーの笑顔を思い出した
軍事利用？
トアリーは今どうなってるんだ？
多分、今のトアリーはロザの檻の中
自由に…トアリーは自由に生きて欲しいと願った父のバーゼの思いが2人を動かした
そんな時に現れた
サヤ・カミキが…
サヤ・カミキはトアリーを救いだす事が出来ると言った
こんな子供に何ができると普通は思う
2人は吸い込まれた
そんなトアリーより２～３歳上なだけな子供…
だが、何かを感じる…
強い意思を…
信じてみたくなった2人は契約した
反逆軍ノスタルジアに入隊すると…
こうして2人が反逆軍に入隊した
世界に残ってる唯一の国境
ゲーティアの国境
その付近にヤン達は風雷のMSは待機していた
サヤは「反逆軍として早速命令します。
ここで逃げる準備してくださいね。」
と言い残し、ゲーティアに向かって歩いて行った
2人は反論も言えずに仕方なく待機した
―――――数時間後、
ゲーティア方面から2人の女の子が走ってきた
サヤ・カミキとトアリーだった
トアリーは笑いながら涙を数滴流していた
最初のコメントを投稿しよう！