親子…

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抱擁していた2人は離れて、トアリーは反逆軍側に戻った ロザも自分の椅子に座り、今度はゲーティア首領として言った ロザ「…私達、ゲーティアは宣言します。 ゲーティアは反逆軍ノスタルジアと同盟を作り、「世界の王」に宣戦布告します!」 トアリー達は驚いた ゲーティアが反逆軍に同盟を提案した そして、「世界の王」に宣戦布告をした トア「…お母様?いいのですか? ゲーティアが不利になる事なんて…。」 ロザ「そうだったらゲーティアは反逆軍をここに呼びません。」 トア「…それは…?」 ロザ「……私から反逆軍をこちらに来るように反逆軍トップにお願いしたんです。」 トア「……それは…反逆軍からゲーティアにお願いしたのではなく、お母様から?」 リル「そうですよ。 そして、「世界の王」からニブル基地の壊滅宣言もありましたから私はロザ様の御好意に甘えてゲーティアに逃げる事ができました。」 アヤ「じゃあ、ゲーティアが私達を迎い入れたのはトアからのお願いじゃないんですか!?」 アヤは謁見の間に入って皆に近づいた トア「ア、アヤ!!」 トアリーはアヤが来てくれた事に感動していきなり抱き着いてきた アヤ「トア…!!苦しい…。」 トア「ありがとう…アヤ。」 トアリーはアヤが立ち直った事が嬉しかった アヤの事を一番心配していたのはトアリーだった アヤ「……ト、トア!?苦しいから!! けど、トアからお願いしたんじゃないんだ…。」 トア「私は何も…。 いきなり逃げ先はゲーティアだと聞いて…。」 リル「黙っててすいません。 トアリーさんに言うか言わないか迷った挙げ句、タイミングが…。」 アヤ・トア「「き、気にしないでください!」」 リクは影から見てて気づいた リク「…まさか…。」 アヤ「リク?どうした?」 リク「(ロザ様はトアの気持ちを知りたかったのと、トアに謝りたかったのかな?) ……国と反逆軍を巻き込んでの…遠回しの「ごめんなさい」か…。」 トア「リク?」 アヤとトアリーはリクが何故か嬉しそうにしていたのが気になって話し掛けた リク「……何でもないよ。笑)」
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