親子…

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その後、ゲーティアと反逆軍は簡単だが同盟の締結を済ませたのだ 一旦その場を解散した 核から逃げるためにニブルからゲーティアまで逃げて来た その一段落済んだ事で、皆は疲れがでるはず それぞれ体を休ませることとリルは命令として言った だが、そんなリルはロザに呼ばれて謁見の間で別れた リク達はトアリーからそれぞれ部屋を用意されたが、自分達だけ特別に部屋は皆に悪いと思って断った リクとヤン、キーミはアントアに、アヤは暁に戻ることになった トアリーは母がいるこの屋敷に残ることとなった ――資料室―― リルはロザに連れられて軍事倉庫の近くにある資料室に入った 薄暗い空間が広がった資料室は重く、いかにもそこに「何かがある」と悟れる リルは解っていた 何故私を呼んだのか リル「…私と話したい事は例の古文書ですね。」 ロザ「…そうです。」 そう… ロザがリルと話したい事は「古文書」の事 ゲーティアがずっと保管していた古い時代の戦闘兵器つまり古代機・天然核・核兵器などの保管場所や製造法と歴史が書かれているMSのデータ… それを古文書と呼び、今の技術では読み取る事ができない 唯一、「機械との会話が可能な」力を持つ作られた人間…クリエイターのトアリーだけだ だが、それを拒み逃げ出したトアリーは結局古文書を読み取ってはいない だから、ゲーティアでは内容などはまだ詳しく解らなかったのだった そんな古文書をゲーティアを脅して取っていた「世界の王」の直属軍…「ローレライ」は…あっとゆうまだった 『どうやって古文書から核・核兵器の保管場所を読み取り、直ぐに利用できたのだろうか?』 リルとロザはお互いそこに疑問を浮かべていたのだ リル「…ローレライ軍もずば抜けて技術は発展していない。 なのに、あっさり読み取り核兵器を撃った…。 必ず何かある気がします…。」 ロザはゆっくり頷いた
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