ZERO

親子…

ﾛｻﾞ「……天然核を利用・圧縮してエネルギーを爆発させる、システム。

MS用核エンジンシステム…

名を…

「NUCLEUS･ENGINE･SYSTEM」

略称で「NES」と言います。」

ﾘﾙ「…………。」

リルは言葉を失った

ﾛｻﾞ「………やはり、誰でも驚きますよね。」

リルはその後ある事が気になった

ﾘﾙ「………何故、これをゲーティアが？

天然核はあの古文書に書かれていて、ゲーティアはそれを解読できなかのでは？

それに今、古文書からローレライ軍が「天然核」を所持し独占しています。

なのに…何故、ゲーティアがその様な物を!?」

ﾛｻﾞ「………ここに一機、MSが現れてこの「NES」と「データ」を渡してきました。」

そう言ってメモリーカード2枚を出してきた

ﾘﾙ「……誰ですか？」

ﾛｻﾞ「……MSパイロットは名を語りませんでした。

ですが、

「月から…じいさん…「ローリ・ナディア」からの贈り物です。」

と、言っていました。」

ﾘﾙ「………まさか…？

ローリ様が!?」

ﾛｻﾞ「その御方は反逆軍の…？」

ﾘﾙ「……はい。

あの御方は…重要人物の1人です。

歴史に名を残せないが偉大な御方です。

天然核は月にありました。

ローレライ軍はその月でクリエイターのみの軍人と研究員を向かわせ今は基地として利用し、「核」を地球に撃つのと同時に「核」について軍事利用するために研究作業を行っているとのこと…。

ですが…何故そこにローリ様が…？」

ﾛｻﾞ「………スパイとして自ら敵地に乗り込まれた…と私は感じますね。」

ﾘﾙ「…!!!!

……それは…あり得ますね。

確かにローリ様はクリエイターです。

月にクリエイターだけ集められた状況は逆に乗り込みやすい…。

ですが…何故ローリ様は…？」

ﾛｻﾞ「……ですと…ローリと言う御方は危なそうですね。」

ﾘﾙ「…えっ!?」

ﾛｻﾞ「…最後にMSパイロットは

「じいさんを助けてくれ!!」

と、言っていました。

推測した仮定で考えれば…。」

ﾘﾙ「……ローレライ軍に!?」

…殺された!?