目的…

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リル「ですが…まだ、「核」をささえるプログラム、搭乗するパイロットが見つかってません。 ロザ様のおっしゃってくださったようにこのMSは不安定な力です。 ですから…月基地の破壊は…。」 リルは口ごもった 確かにいい案だが、確実性が無い レイ「………パイロットは…」 レイがここで初めて口に出した 皆はレイに集中する レイ「……パイロットは… …「バーサーカー」…。」 アヤ「…あ…。」 皆は納得した 確かに、バーサーカーの力であれば制御は出来る それでも、バーサーカーの条件は複雑だ 個性があるが、MSと「バーサーカー」の繋がりが強く…MSの声が聞こえないといけない 実際には声なんて聞こえない MSを信じる気持ちの問題だ アヤは自分とセイを見てきた 見てきたからそれがどれだけ難しいか解る 「バーサーカー」のパイロットが居たとしても繋がりを創までの時間が無い… アヤ「……それは…無理だと思います。」 アヤは否定した 否定して不安点を述べた 皆は再び黙った 何か…いい案は無いのか? 誰もがそう考えてるなか…一人は可能性を見つけた リクはゆっくり立ち上がった トア「リク?どうしたの?」 リク「……見つけました。 可能性はあります。」 皆は驚き、リクに集中した リク「………先程、ロザ様がおっしゃった様にMSのプログラム…それは……」 リクは自分の頭を指した 頭の…それも「脳」を… リク「ここのプログラムが無いんですよね。」 それを指しながらリルとロザに確認した 2人は頷いた リク「ここが無い…パイロット、しかも「バーサーカー」でなくてはいけない。」 リクは懐からARRKを出した ジャスティスのデータ・プログラムが入ったARRK それを上げて見せた トア「まさか…!?」 リク「……俺が、パイロットとして適任だと思います。」
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