目的…

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アヤ「……リク…ふざけないで…。」 リク「…ったく…別にふざけてないよ。 アヤ、君は君のやることがあるだろ? 自分の心配だけしとけよ?」 アヤ「あんたさぁ…昔から何考えてるか…解らないよ…!!」 リク「あぁ、それでいい。お前はセイの事だけ心配してればいいんだよ。」 アヤ「…そ、そんな言い方…無いんじゃない?」 リク「別に…君のせいで俺の任務壊されたくないし。」 今の一言が、アヤの堪忍袋が切れた アヤ「……あんた、命なんだと思ってるの…?」 声が振るえていた リク「………俺の命で世界が救えればいいな。 ま、どうでもいい。」 …バンッ!!!!!! アヤは思いっきりテーブルの上を叩いき、立ち上がった アヤ「バカ!!あんたはバカ過ぎだ!! どうでもいい!?なんでそんな事言えんの!!!?」 リク「何、熱くなってる? お前は引っ込めよ…。 ……邪魔。」 アヤ「っ!!!!!」 アヤはついに部屋を出た アヤが去ってから皆は出てった扉を見つめていた リクはゆっくり、何もなかった様に座った リル「……では、他の議題を話します。」 リルは一回咳払いして、間を戻した 皆がリルの議題について考えてる中、リクの隣のトアリーは深い溜め息をした トア「ふぅ…。 リク、あそこまで「わざと嫌われる」事言わなくても…。」 リク「……っ。 何が?」 トア「バレバレです。 …アヤの人を…親しい人の死を極端に拒絶します。 セイの時なんて尋常ではなかった。 そんなアヤに自分のせいであぁなって欲しくないからって… 言い過ぎですよ?」 リク「………… …はぁ……さすが、トア。 俺だって心が痛いさ。 …でも…」 さっきのリクの言葉は半分本気で半分嘘だった 眼の事はあくまでもリクの予想だ 本当に失明だったら… でも、目に触れる度に感じる 眼はまだ、「暖かい」って感覚が…
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