目的…

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トア「約束ですからね…。笑)」 トアリーは笑って去っていった リク「……ありがとな…トア。」 トアリーはリクと別れて、廊下の壁に寄りかかった 力が抜け出したのか、壁に寄りかかったままズルズルと座り込んだ トア「……それが聞きたかった…。 …リクが言いかけた事も聞きたかったですけど… 今は…あの約束で、満足です。」 トアリーは間接的に 「生きて私の元に帰ってきて下さい」 と、言っていたのだった トアリーもリクを心配してない筈がない 一緒にあの地獄…核攻撃の中、ジャスティスで生き延びた仲 だから、トアリーが…リクが生き伸びて欲しいと願う筈だ トア「…私たちの約束…。笑)」 リクはそんなトアリーの気持ちに気付いて約束した 「生きる」と… トアリーはゆっくり立ち上がって歩き出した ―――――――――――― ――暁―― ナツキ「…おい。何があったんだよ…あれ。」 ナツキはその原因を指差して質問した アキハ「…私だって知らないわよ!!」 OPは気まず空気が満タンだった 原因は勿論アヤ… アヤ「………ムカつく… …ムカつく!!」 アヤは大声で怒鳴った後、自分の艦長席に座り、腕・足を組んでイライラしている OPの皆はアヤの怒りっぷりに訳が分からずただ… 無視していた… 触らぬ神に祟りなしってやつだ… アヤ「……ああー!!!!畜生!!畜生!!畜生〰!!」 その時、OPの扉が開き…会議から帰ってきたレイが現れた レイ「…外まで聞こえてたぞ?」 アヤ「レイさん!!!?」 レイ「な、なんだ?」 レイはアヤのオーラに驚いた …黒い…と… アヤ「リク意外にパイロット候補いないんですか!!?」 レイは直ぐに答えた レイ「解らん。」 アヤ「…あ…えっ?」 意外過ぎて、レイの早い答えにアヤは理解出来なかった
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