目的…

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コバルト「……基本値は確かにジャスティスのと似ている。 武器系統もだいたい同じようなものだ。 ……リク坊とブレイバリーの必然的な繋がり…か…。」 コバルトはパソコンでブレイバリーのデータを確認しながらそう呟いた コバルト「…なぁ!…レイよ…。 リク坊の眼は本当に治るんか…?」 会議の事をレイがここまで来る時にコバルトに全て話した レイ「…わからんな…。 リクは自分で気付いたとか言っていた。 それが「思い込み」かも知れない…。 だが、あいつは見えなくてもこれに乗って戦うだろう…。」 コバルト「……ちげぇーね!笑)」 コバルトはそう笑って見せた コバルト「…しょーがねーな!! いっちょう、リク坊の為にこいつを仕上げるか!!」 そう言ってブレイバリーを見上げた それをずっと後ろからレイはコバルトを見つめていた レイ「…私、今からアントアに行きます。」 コバルトは見上げたまま、こちらも見向きもせずにただ、片手を上げてそれをヒラヒラと降った それがコバルトの返事だった レイは一回お辞儀をしてアントアに向けて歩き始めた ――アントア・医務室―― リク「……………う…ん…。 ……ふぁあ~…!」 リクは起きてすぐ白い天井に向かって大きなあくびを見せた リク「…って、あれ? 先生…?」 すごく静かな空間だとリクは思った 医薬品の臭いなのか解らないが、何かが鼻に入り、それが妙に安心感を感じた ……ん? 先生はいらっしゃらないか… リクはベッドの隣にある小さな棚に寄りかかりながら立ち上がろうとした その時、支えてた手に手のひらサイズぐらいの機械的な物にちょうど触れた リク「…………これはARRK… 俺、ここに置いてなかったと思う… 先生か… ? ARRKのメッセージの着信ありかを調べた バイブの震えで有り無しか判断している ……ブーーン…!! …着信ありだった
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