目的…

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再びドアが開く音が聞こえた レイが戻ってきたんだろう… リク「レイ!!何があったんだ!?」 リクはすぐに状況を知りたくて叫ぶ様にレイに求めた レイ「……今、ローレライ軍艦が国境を越えて進軍中。 先にMS数百機もがここを襲撃を始めたらしい。」 リク「……本当か!?」 レイ「あぁ。早くここから逃げるぞ。 襲撃に反応できなくてここはもうボロボロだ。」 さっきの揺れは爆撃か何かだ… 揺れはずっと続いてた事を考えると…それほどここは攻撃されたんだろう 反逆軍の艦などは地下にある それ程でない限り、無事だろう… …けど… レイ「…どうした?早く逃げるぞ。」 リク「なぁ、レイ。 あの新型は完成したのか?」 レイ「………ある程度は完成だ。 調整など細かい所はコバルトがやってる。 あとはそれで動くか動かないかだ。」 リク「……………。」 レイ「……早くいくぞ。」 リクはいきなり決心したように顔を上げた 顔は真剣そのもの… そしてリクは決心をレイに伝えた リク「……行こうレイ!!!! 俺の「新しい力」の元に。」 レイ「なっ!!!?」 リク「それ位まで完成してるんだったら大丈夫だ。 俺は戦う。」 レイ「………ダメだ。」 レイはすぐにリクの決心に反対した レイ「…確実性が無い。 お前は…「死にたいのか?」」 そのレイの一言が…リクに言いたかった事だった 「死にたいのか?」 それをリクは今、気づいた 確かに自分の行為は自殺と同じくらい質が悪いと思う… だけど… リク「俺は……戦わなくちゃいけない気がするんだ。」
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