勇敢…

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リクはブレイバリーの目の前に立っていた リク「……お前がブレイバリーか…。」 ふと、さっきのレイの問いを思い出した… ―――――――――――― 医務室でリクはレイに自分のしたい事を言った 気持ちに嘘はない 「守りたい」 それがリクの思い… 自分は出来るだけの事をしたい そんなレイはリクを見て驚いた レイ「……そうか…。笑)」 リクは笑みが溢れた リク「…? どうしたんだよ。」 レイ「………いや…なんでめ…。笑)」 リク「……レイ、あんた…変わったな。」 レイ「…… …俺も、か…?」 リク「俺もって他に誰だよ…。 あんた、変わって気持ち悪くなったよ。」 レイ「……………。」 リク「まぁいい。 早く行かないと。」 リクはベッドから出て、本当に目が見てるかの様に医務室をスタスタと歩き始めた レイ「……ここを出て左に向かって歩け。 右側の壁にそって歩いて角を曲がったすぐ扉に入れよ。 後は何とかしてもらえ。」 レイはため息をついてから言ったリク「ちゃ、ちゃんと教えろよ!」 そう、リクが訴えた時にARRKが鳴った リク「っち…。 …はい。」 リクは舌打ちしてARRKを出し通話を始めた トア『…リク?どうしたの?』 リク「…トアか? いや、そっちこそどうしたんだ?」 トア『えっ?…さっき、レイさんが言ってたんだけど…資料室に来るようにって…。 …リクを手伝ってくれって。 …この資料室、エレベーターになってて新型のMSの開発室に繋がってるんだけど。 …まさか、リク…戦うの?』 リク「……! レイ!?」 リクはARRKを耳から外して医務室の中を見回した …見えないが…人の気配が無い リク「…いつの間に…。」 トア『リク!?何かあったの!?』 トアリーはリクの声が突然聞こえなくなって、心配して叫んでいた ARRKを耳につけなくても微かに聞こえ来るのが分かった
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