勇敢…

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ハルナ「アントア艦、動き出しました!」 アヤ「えっ!?」 アントア艦は先に発進し、ここから出ていった 通信を切ってから全然時間はたってない 戦艦はそれなりに動かすまで時間がかかる そんな時間がかかる作業を通信を切ってから発進まで早過ぎる… まるで、状況にあわせていつでも発進できる体勢を作ってた…? アヤ「…だが、戦う目的ではない。 だったらもう発進させてる。 私の戦うって案はすぐに否定されたし…。 …じゃぁ、なんで?」 ハルナ「ア、アヤさん!!フユミが出発のタイミングを計算して出してくれました!!」 フユミ「……振動計の数字・時間で距離を計算……。 後は……」 ハルナ「フユちゃん!!細かいのは無し!!」 フユミ「………… ………タイミング、10分後……。」 フユミは説明をハルナに止められた事に無表情だが怒りながらタイミング時間を言った ……10分 アキハ「暁の出発はいつでも出来るわよ!!」 ナツキ「よっしゃ!!攻撃準備も万全だぜ!!」 マルス「暁、「ベルトライン」に乗る。」 暁は出口前のベルトラインに乗り、オートで暁の足元が固定された ベルトラインは暁を乗せたまま、徐々に地面と垂直になるぐらい角度が上がってく 今、暁は上を向いている… 皆は10分が長く感じている 緊張しているんだ… 状況がちゃんと解らない戦闘 一言で言えばまさにそれしかない フユミ「………後、1分…。」 マルスはギュッとハンドルを握った アヤも自分の手を強く握り、時間が来るのを待っていた フユミ「………後、10… ……9…」 カウントダウンが始まった フユミ「……8……7……6……5……4……3……2…… ……1………。」 アヤは大きく息を吸い込んで…命じた アヤ「…暁、これより戦闘に入ります!!!! この艦はイエローからレッド発動!! …戦闘体勢!! ………暁、発進っ!!!!」 マルスはアクセルを踏み入れ、サイドのブーストを最大にレバーを入れた 暁は発進した
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