勇敢…

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ヤン達はあっという間に荷物艦ごと奪還した 中の工作員を捕らえ、アントアの檻に入れた ヤンは拷問をして吐かせた やっぱりリルの読み通り、ローレライ軍の者だった ――OP―― リル「…やはりそうでしたか。」 ヤン「あぁ。 …で、これからどうするんだ? 俺達も…あの工作員も…インフィニティーも。」 リル「……あの荷物艦はMS何体入りますか?」 キーミ「…MS三機、乗組員は3人ぐらいだわ。」 キーミはインフィニティーの状態をチェックしていて今、OPに入ってきた 結果は無事 どうやらローレライ軍はインフィニティーを直ぐに利用するつもりで、慎重に扱われたらしい ヤン「…で、荷物艦の事聞いてどうするんだ?」 この後、リルは予想外でとんでもない事を言ったのだ リル「今から日本に向かいます。」 ヤン・キーミ「「なっ!!!!!!」」 2人は勿論驚きを隠せなかった ヤン「ほ、本気で言ってんのか!? 日本はすでにローレライ軍の領土だ。 しかもここからじゃぁアメリカ大陸を横断しなくてはならない。 アメリカ大陸なんて、ローレライ軍の…「世界の王」の国じゃないか!?」 ヤンの言うことは正しい 敵陣に突っ込むのと同じ事だからだ キーミ「…何故…日本なの?」 リル「……そこに反逆軍・ノスタルジアのトップ、レイン・ファイス様がいます。」 ヤン達は再び驚かされた ヤン「待て!!話が見えない!! レイン様は行方不明で誰も知らないんじゃ…。」 リル「……それは…騙してすいません。 私はレイン様の命令で皆さんを騙してました。」 キーミ「…ふ、ふざけないで!!!! なんでそんな…。」 リル「……レイン様はレイン様なりのやることがあって日本に行きました。 ローレライ軍だったライに知られたく無かったのでしょう。 正直詳しい事は解りませんが、「希望となる者」が復活するかも知れないと先程連絡のやり取りで、これから日本に向かってくださいと命じられました…。」 ヤン達は意味深いリルの言葉を理解したくても出来なかった
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