勇敢…

16/19
前へ
/689ページ
次へ
ヤン「……確かに行かなきゃ何も変わらないな。 戻ったところで何も解決した訳じゃないしな…。 レイン様はインフィニティーの事をを知っているのか?」 リルは頷いた ヤン「…だったらレイン様の言ってた「希望の者」はインフィニティーのパイロットになる者…って意味なのか?」 リル「……ま、まさか!? だが、確かにそう言えばそう感じます…。 「希望となる者」ですか…。 一体なんなんでしょう…。レイン様も…。」 キーミ「…ヤン。あなたはどうするの? 契約であなたには従わなくてはならないし…。 あなたが決めて?」 ヤンは考えた 危険な道を辿る価値はあるのか? ヤンは決断した ヤン「………解った。行こうか。」 リル「…決まりです。」 アントアの次の目的ができた 「日本に向かう」こと… そして日本に向かう為の作戦をリルは唱えた 確かに効率がいい事ですんなりそれに決定した ただ、他に案がなかったからだが… 作戦の内容は始めにさっきの荷物艦でインフィニティーとヤン達のMSを積んで、ヤン・キーミ・リルの3人でアメリカ大陸を横断する スパイとして使われたこの荷物艦だとローレライ軍にバレないだろうと考えたのだ アントアはアメリカ大陸を周り、太平洋に出て日本に向かう事になった 荷物艦が先に日本に着く予定だ アントアはもしもの時の船だ 更に荷物艦には名高い「風雷」がいる しかもこの荷物艦の速度は平均より早い 早い分、戦闘を回避することも出来るかもしれない… リル「……大体イメージ出来ましたか?皆さん。」 アントアのクルー達は頷いた リル「……では、行きます!!!」 アントアから離れた荷物艦は速度をあげながらアントアとの距離を離していった アントアのクルー達は中で荷物艦に敬礼をして送ったのだった
/689ページ

最初のコメントを投稿しよう!

583人が本棚に入れています
本棚に追加