勇敢…

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ロザ「……もし、何もなかったなら… こちらはMSを全て投入して、数でブレイバリーを止めます。」 1人のゲーティア兵が立ち上がり、ロザに向かって言った 兵「…ロザ様、それは私達軍人にあのMSを国の利益の為に… 「死ね」と言っているんですか?」 皆はいきなりざわめきだした そこに続けて言った 兵「…確かにあれを止められるのはMSであり、武力が必要です。 破壊でなく、捕獲なら尚更あれを上回る力が必要です。 ですが、私達のMS一機では到底及びません。 それに、ローレライ軍のMS隊に殺られかけたのは私達です。 そんなローレライ軍をあんな簡単に全滅させる力があるあのMSを私達で止める事が出来ますか? …やっぱり大量のMSで挑むしかありません。 ですが、必ず犠牲がつきます。 それはまるで俺たちに死ねってことですよね?」 ロザはゆっくり顔を上げて答えた ロザ「……もし、案が出ないならそれを実行します。 だから、そうならない為に今、考えるんです。」 訴えた兵は口ごもってゆっくり席に座った そして、ここから会議が始まった ――――――――――― ――荷物艦―― インフィニティーを運んだ荷物艦はアメリカ大陸の上を飛行中だった リル「……今のところ異常はありませんね。」 ヤン「今、大体だがローレライ軍本部基地に入るな。 ここからが本番だ。」 キーミ「……あっ? 通信入ったわ!…ローレライ軍のよ。」 ヤン「なに?」 ヤンはキーミの席をのぞきこむ様にその通信を見た キーミ「けど、ロックがかかってるわよ?」 ヤン「……やっぱり。 通信が来たって事はこの艦にローレライ軍の工作員がいると思っているようだな。 …だが、通信にロックって事は一応ってらへんか。」 キーミ「ロックなんて…アントアに通信入れて脅して吐かせる?」 ヤン「…それじゃぁ余計、時間がかかる。 ここは敵のエリアだ。アントアに通信したら一発で終わりだ。 ま、ここは任せろよ。」
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