生(セイ)…

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しばらくセイは泣いていて、やっと落ち着いた セイ「…母さん、レイン…悪かった。 ずっと看ててくれたのか?」 母「レインさんはずっとあなたの側にいたのよ? ずっと…。」 セイ「えっ?」 母さんの最後の言葉が気になった 母「それじゃ、私はご飯作って来ます。」 母さんは部屋を出た セイ「……レイン? 「ずっと」ってどうゆうことだ?」 レイン「あなたは半年以上…ずっと寝ていました。」 セイ「…そ、そんなに…?」 レイン「治る傷も、治ってる筈です。あんなに寝てたのですから。」 セイは自分の体を触った 痛み、傷なんて1つも見当たらない セイ「…そっか…。 …ZEROは?」 レイン「…………。」 レインはしばらく黙ったあと、横に首を振った セイ「………そっか…。」 レインはセイにあるものを渡した セイ「……俺の、ARRK? とは、若干違うような…。」 レイン「……あなたのARRKですが、スペック2にしました。 それにはZEROの全てが入ってます。」 セイ「これにZEROが?」 レイン「ZEROの機体は無いですが、データは全てセイのARRKに入れました。」 セイ「…そっか…ZERO… ごめんな。」 セイはARRKを胸に当てて謝った 少しして、セイは真剣にレインに聞いた セイ「……俺がここにいる理由を教えてくれ。」 レイン「……長いですよ?」 セイはうなずいた レイン「……まず、私はキルを探しに日本に着きました。 ……キルが入院している病院をやっと見つけ、そこに向かいましたが… キールは…居なくなってたのです。」 セイ「…キールが居なくなってた?」 親友の失踪 セイはレインの顔が見れなかった
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