生(セイ)…

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セイ「…くそ…なんで涙が…? …くそっ…!!」 セイは不意に涙が溢れた事にイライラしていた だが、母さんはそんなセイを何も触れないで喋りだした 母「…あなたはどうやって「人」ができると思う?」 セイ「…なんだよ。」 母「……「人」はね、バーサーカーでもクリエイターでも父親と母親が必要なの。」 セイ「えっ…?」 母「人が人として生を受ける為には当たり前なの。 けど、私達のしたことは… あなたに悪い事を感じさせたわ…。 …ごめんなさい。」 セイ「…………ちゃんと教えてくれよ。」 母さんはニコッと笑って直ぐに真顔になり、セイの為に答えた セイのバーサーカーとして生まれた日を… ――――――― …私はローレライ軍研究部に居たわ。 その私達のリーダーが「セナ・キリノ」 セナは真面目に研究に熱心だった 人々が幸せに生きてくれる世界の為に だけど、ローレライ軍は新しい兵器を要求して私達に兵器を造らされていた そんなある時、「世界の王」トップ…リューク・カミキ直通があった 「新たなクリエイターの新作」 私達研究部はクリエイターの存在は知っていた 受精卵の細胞組織に薬を特殊に配合した物プラスしてある物を投与すればクリエイターの能力を得れる 人の細胞組織なんて誰もが違う だからクリエイターの能力は色々なパターンが現れるの そして、問題がプラスさせる「ある物」が「核」 人口核を入れないとクリエイターは生まれない クリエイターは人口核が特殊に配合した割合より全然少なくても出来るの だけど、人口核なんてこの世界には限られた数量しかないから滅多な事じゃなきゃ使えないの その時にはもうほとんど無くなっていたのよ… 人口核って言っても古代の遺産と呼ばれているだけあって、私達の科学文明より古代の科学文明の方が優れているから、今の科学でも人口核は作れないの だから増えずに減り続けた人口核… その残り最後に使った人口核の実験が… 「バーサーカーの開発」なの。
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