生(セイ)…

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――繁華街―― ここはすでにボロボロだ ……でも、この先にあの「中学」がある ……早く行かないと!! ―――――― セイは母さんからレインの事を知った 母さんはそれから意識を失ってしまい、家の中に運んでベッドに寝かせた その時、外から大きな放送が流れた 『―――……我々ローレライ軍はここに逃げ込んだ反逆軍を追って来た…!! そして、ここに逃げ込んだ事は承知済みだ…!! よって、我々は反逆軍を隠した罪で殲滅させてもらう!! だが、こちらも配慮してここから日が沈むまでに反逆軍を差し出せば殲滅を中止しよう。』 ローレライ軍からの放送は反逆軍がここに逃げ込んでいて、それをこの街が隠してると理不尽な内容だった この街は関係ない筈だ…!! セイ「…………けど、ローレライ軍が嘘を言ってる訳じゃない。 事実、レインを迎えに仲間が来てるって言ってたし。 行かないと!! 俺だって…レインみたいになれる筈だ。 決めないと。 戦わないと。 ……俺が… 全て守らないと!!」 セイは決意した 全てを守る セイが見つけた答えだった …気持ちだった ―――――― ――基地(中学)―― 『―――――……殲滅させてもらう!!…―――』 レイン「皆さん、無理言ってすいませんでした。 こんなことになるなんて…。」 レインは頭を深く下げた リル「頭を上げてください、レイン様。」 アントア艦をバックにアントアクルーが揃っていて先頭にリル・ヤン・キーミがそこにいた キーミ「…あー…こんな荷物懲り懲りよ…。 けど、無事に届けたわ。」 レイン「えぇ。 本当にありがとうございます。」 ヤン「…これはこれで終わったが、外はどうする? ここもそんな丈夫じゃないだろ?」 ヤンは本題を切り出した
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