生(セイ)…

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ヤン「この街ごと脅しか? …ローレライ軍も腹が黒いな。」 キーミ「ここも、この街もヤバイんじゃない!?」 そして、スッとレインは立ち上がった 皆、レインに集中した そして…レインは言った レイン「……私達の戦力でローレライ軍と戦いましょう。」 !!!!!!? 皆は驚いた そして、レインに反感を買った ヤンは目の前のテーブルを思いっきり叩いた ヤン「……くそっ…。 馬鹿馬鹿しい。俺は降りるぜ。」 ヤンはそう言い残して去っていった キーミ「ヤ、ヤン!?」 キーミはヤンを追い掛けていった そんな状況でもレインは真っ直ぐヤン達を見つめていた ヤンがこの部屋の扉を開けようとしたその時… …バンッ!! 突然、外から扉が開いたのだ 開かれた扉には… 銃を構えた兵達が居たのだ ヤン「っ!!!?」 ヤンは直ぐに後ろから付いてきたキーミをかばって壁に隠れた バババババッ!!! 銃を撃ち始め、部屋に居た反逆軍が次々犠牲になっていった 乱射で煙が舞う部屋になり、球切れでそれが止んだ 煙が晴れてくにつれて、人の「死骸」が無惨に散っていた ヤンはキーミに覆い被さる様にしていたが、攻撃が止んだのに気付き顔を上げた ヤン「……… ……ローレライ軍… …っ!!!」 ヤンの肩に痛みが走った 不意に肩を押さえた手を見ると血がドッペリとついている ヤン「………撃たれた…か。」 覆い被さっているキーミを見ると気を失っていた 怪我は無さそうだ ヤンは直ぐにレインのいた方を見た まだ、煙が舞っていて見えない ………さぁ…これからどうする…か
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