生(セイ)…

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まさか…あり得ない こんな棒っきれで複数のローレライ軍兵を? それに、視界が悪く相手はライフルを所持していたんだぞ? 訓練を受けてない一般人が…何故だ? レイン「……ヤン、どうしました? いきなり黙ってしまって。」 ヤン「…いや、何でもない。 それより…「後始末」だ。」 そう言ってヤンは立ち上がり、近くに倒れているローレライ軍兵の懐から短銃を取り出した …そして バン、バン、バン、バン、バン!!!! セイ「なっ!?」 ヤンはそれでローレライ軍兵を一人一人殺していった ただ、懐から短銃を取り出したローレライ軍兵を抜かして… セイ「な、なにしてんだ…あんた…?」 ヤン「けじめが大事だ。 ここで殺しておけば後々面倒な事にならない。」 セイ「…………っく…! 確かにそうだけど…殺さなくても…。」 ヤン「こいつらはここを知っている。 この状況が証拠だ。 何より奴がいるからな。」 セイ「…奴?」 そこに1人だけ撃たれてないローレライ軍兵がムクッと動いた どうやらセイに気絶させられたのに目覚めたらしい… ヤンはそのローレライ軍兵にさっきの短銃を突き付けた 兵「……くっ、最悪な展開だな。」 ローレライ軍兵はクラクラしてる頭を支えながら状況を理解していた ヤン「賢い奴だな。だったら質問に答えろ。 お前ら特別所属隊が何故ここに来た。」 兵「……俺らを知ってるのか…。 何者だ?お前…。」 …バンッ!!!! 兵「っ!!」 ヤンはローレライ軍兵の足を撃ち抜いた ヤン「お前、バカだったな。 「俺の質問に答えろ」って言ってるんだ。」 セイはヤンの顔が強張った事が気になった
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