無限…

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――――――― セイ「……懐かしいな。」 一緒にバスケをした体育館はガラスが割れ、ボロボロの床… 壁の至るところに穴が数ヶ所、空いていた 銃弾が飛び散った面影だった 影で薄暗くなっている体育館 セイはまた、歩き出した 前もここに来たときはZEROのパイロットになるか、ならないかで迷ってたなぁ… だからただ、トラウマに感じて、こうちゃんと見てなかった… あと確か、あの時ここの基地から暁で出発したんだよな… …もう、懐かしい …だけど、あの時もう1つ… あっ!! 考えてた事が「それ」の現れで飛んでしまい、セイは不意に顔を上げて笑った… セイ「俺達の教室だ…。」 ―――――――――― リク「おい、いい加減仲直りしろよ…。」 セイ「……絶対に嫌だね!!」 リク「……2人ともガキか? …ったく、くだらないケンカして…。」 セイ「……だってよ、あいつ待ち合わせの約束破った訳じゃないのにさ。 ちゃんと来たんだぜ? でもあいつ来なかったんだ。 まだ、別にそれはそれで仕方ないけど… あいつ…来てもいないくせに俺をシカトだよ!? 謝りもしないで…!!」 リク「……あれ、確か…あいつは…… …まぁ、理不尽に感じても男から謝るのが普通だぞ? 今の授業終わったら保健室行けよ!笑) さっき授業の途中で抜けただろ? 結構マジで具合悪そうだったし…。 いいか!必ず行け!!笑)」 セイ「……………謝る…か…。」 バンバンバンバンバン!!!!!!!! 「きゃあぁぁあ!!!!!!」 「うわあぁぁあ!!!!!!」 セイ「………うっ!!!! …ア、アヤ… ――――――――― セイ「……うぅ…。」 涙が流れていた あの時みんな… ……死んだ
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