無限…

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セイ「……あなたは俺の心を読んでいるのですか?」 女「いいえ。 そう、あなたが言っているので。」 セイは疑った 俺、独り言呟きながら歩いてたのか? セイ「……そうですか…。 何でしょうね…。 俺は何がしたいのか、解らなくなって…。」 女の子はクスッと笑ってセイの胸に手を当てた セイ「えっ!?」 女「あなたの心を感じるのです。 つまり、あなたのしたい事をすればいいんじゃないですか? それはあなたの望みであって… 私の願いでもありますから。」 セイ「…っ!?」 その女の子は光に包まれていった 女「セイさん。 あなたはやはり、希望になりうる人…。 そして、妹を…アヤをお願いね?笑)」 ……… いきなり目の前が眩しくなり、目を瞑った 開けたら、そこには変わらず廃墟と化した教室があり さっきまでいた女の子は消えていた 女の子…いや、あれは… セイ「………ん? なんだ?これ…。」 足元にはメモリースティックがあった しかもそれはARRK専用の セイ「……なんで、これが…? 中、見ていいのかなあ?」 セイは悩んだが、いいやと開き直って自分のARRKにセットした ARRKでは読み込みが開始された セイ「おっ。読み込み終了。 どれどれ…?」 ……… ―――――――― セイ「………… ……なんだよ。それ…」 セイは走った 自分の戻らなきゃならない世界に… 読み込んだデータには、セイを動かせた「鍵」が書いてあった
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