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「世界の事」
「父の野望」
「ｸﾘｴｰﾀ」
「サヤ姉さんの事」
全て聞かされた
真実
この学校の事とかも
私はこの事態を予測したサヤ姉さんに守られていた
私だけが生き残った
そんな私にサヤ姉さんは全てを託された
世界の未来を
サヤ姉さんはこれから父を説得しに行くと
けど、帰って来なかった
私はレイと言う反逆軍の人からその後のサヤ姉さんの事を聞いた
「サヤは父、リュークに殺された」と
私は父を…世界を恨んだ
友達が死に
たった一人の姉を殺し
それと同時に知った、私の母も父に殺されたと言う事実
全ての事情を１つにまとめて
父を恨んだ
私は必死に足掻こうと反逆軍に身をおいた
世界と戦ってきた
父を殺す
そして、世界が平和になったら
セイに謝りにいこう
セイがその目指す未来に生きていたら
私の、あの時言えなかった事を言おう
好きです…と
――――――――――
ここでアヤの日記は終わった
アヤの過去
アヤはずっと…俺よりずっと世界と戦って、守ってきた
ポジティブだと思ってたアヤは、自分を偽り、騙し、俺や…みんなに悟られないように…心配させないようにしてきたんだな…
ただ明るくしてた訳じゃなくて…誰も悲しませない為に
強いネガティブなアヤは…
胸が熱くなる
俺も…同じ…
アヤと同じだった
じゃぁ、俺が戦う理由
セイは目指す未来に向かってARRKを握りしめ教室を飛び出した
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