運命の日…

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  「……ライ副総長……ここで引き下がっていいのですか…?」   ライ「………あぁ…構わないさ……。」   「……し、しかし――― ライ「だったら君がZEROと戦うか!?」  オペレーターはライの言葉に何も言い返せなかった   ライ「皮肉だが、兄の言う通り今、我々のMS部隊では彼に敵うものなどいない……。  ……だが……!   ………セイ・キリノ…   役者が揃ったのかもな…   …世界を変える歴史に……笑)」   不吉な笑いを浮かべた…   ……今、世界や…   …セイに関わる人々の歯車が回り始めた……   ―――――――――― ZEROはジャスティスの側に降りた レイ「………セイ……ありがとな?」   セイ「……なんですか!?…いきなり……!」   レイ「……アヤも俺も、お前に助けてもらったな……。」    セイ「………たまたまです……。」   レイ「……もう、気付いてるかもしれないが…… さっきの戦艦の艦長は俺の弟で ローレライ軍にいたんだ……。」   ………やっぱり そいつ、レイに向かって「兄」とか言ってたし… レイ「……世界を守る仕事だと思ってローレ軍にいたんだ…。」   セイ「……なんで、軍を抜けたんですか?」   レイ「………人を殺してた……。」   ……えっ?   レイ「……ここで立ち話もなんだ……。   〔例の場所〕に行くぞ!?」   セイ「……例の場所……?」  ―――――――――― セイ「…ま、マジかよ!」 ……ここって……!   ……俺はレイに案内された例の場所…… 大学からは近かった…   それに、俺の知ってる場所でもあった……   ここには「あれから」来ていない場所…   セイ「……中学……。」   そう、セイの中学の校舎だった……
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