救い…

2/13
前へ
/689ページ
次へ
――――――――― 「……ビー…… …ガー……」 MSの亡骸で流れてくる通信… だが、ノイズが激しくて聞こえずらかった 「…ガー…!! ……い…ま……ぜん…ぽ…うに… …ガー… 紅…M…S…せ……きん…!! ……ひが…いぞ…うだ……い…!! …ガー…… ……ガー…!!!! ……う…わぁああ…!!!! ガー…………!」 ノイズに紛れて聞こえる通信 最後は悲鳴に似た叫び声でその通信は途切れた 多分このMSみたいにどこかで味方が破壊されたのだろう… あのMSに… ――ゲーティア―― ゲーティアの都市は火の海だった いくら戦力を注いでも全く歯が立たない ゲーティア軍、ローレライ軍…そして反逆軍の戦力は乏しくなっていた アヤ「……今あれは何処に?」 レイ「24区の東だ。ここから近いな。」 アヤ達は暁に乗り込み、あのMSを追い掛けていた あのMSとはインフィニティーと同じ「ブレイバリー」だ もう止められなくなっていた 暴走状態 意思を持ってるかの様に暴れ、そしていきなり停止してしまう… その繰り返し… ローレライ軍は停止したのを狙い攻撃をしていた だが、ゲーティア軍と反逆軍はそれを必死で止めた ブレイバリーは重要なMSであり、その中にリクとトアリーが乗っている ゲーティア首領の娘と特別な力を持つ(バーサーカー)MSパイロットだから簡単には見殺しに出来なかった… …そして停止していたブレイバリーは再び暴走し、被害はどの軍も酷い有り様になった 火の海になった最大の理由はその撃破されたMS達の燃え殻のせいだった 住民の大半はそれにより被害が続出だった
/689ページ

最初のコメントを投稿しよう!

583人が本棚に入れています
本棚に追加