救い…

8/13
前へ
/689ページ
次へ
キル「ははははっ~!!!!笑)」 セイ「……………。」 キル「マジ笑えるなお前ら!!笑)」 セイ「…………っ!!」 セイは思いっきり睨んだ 涙を流しながら友を睨んだ キル「……おいおい、なんだよ…セイ? 睨んでるし…泣いてるし…。 …キレてんのか?」 セイは顔を伏せた そして、呟くように言った セイ「………なんで…… なんで…そう感じるんだ…?」 キル「……なんでって…そりゃあ… そう感じたからだよ。 いや、そう感じることしか出来なくなった…か…? ………だったらこっちから質問。 今の世界はどう思うよ? …戦争とか自分の感情を入れずにこの世界と関わらない「第三者」の目線から考えて…な?」 セイ「………?」 キル「………いきなりじゃ答えなんか出ないか…。 俺は… 「くだらない」 と思うんだ。」 セイ「………「くだらない」?」 キル「……こんな世界なんてくだらない。 地球も地面も空も… …人も…。 「くだらない」。」 セイ「…………。」 キル「…だから俺は第三者からの目線でお前達を笑うんだ。 …………つまり… 俺が言いたいのは…第三者… 「神」の心を俺が言っているんだよ!!」 セイ「……「神」?」 キル「あぁ、そうだよ!! お前達が突き放したお陰で色々な事を知れ、絶望し、感じた!! 突き放したくせに、こうして今、俺が現れたから再会に泣くとか…うぜーんだよ!!!!」 最後のセリフ… 何か…違う感情が…? セイ「………キル…お前… 俺らが突き放したって思ってるのか?」 キル「……そうじゃないのかよ? 例えそうじゃないとしても、お前は反逆軍に行き…レインは自分の身だけを大事にして一人で逃げた!!! 俺はお前らに全て殺されたんだ!!!!」
/689ページ

最初のコメントを投稿しよう!

583人が本棚に入れています
本棚に追加