救い…

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セイ「……………。」 キル「逃げてばっかか!? 俺は…お前を殺す!!!!」 セイ「…………っ!」 悔しい… 悲しい… 友の言葉にセイは苦しんだ 友に死ねと言われる事がこんなにも辛いなんて… なんで人は争うんだろう…? なんでそれで友に殺されなきゃいけないんだろう… この世界は確かにおかしい… キルの言ってることは正しいと思う… 間違ってはない事実… けど、それを諦めて「壊す」なんて事は… ……できない!! そしたら何のために戦ってきたんだ…!? 大切な人々を守って戦ってきたんだ… 次は世界を守ろう… ……俺のやりたいこと…… セイ「世界を守る!!!!」 インフィニティーは振り返り、追ってきているプレジデントに対峙した キル「やっと殺る気になったか!!セイ!!!! 俺も本気で行くぜ!!!!!!」 キルの眼は…黒い紅に染まっていた キルもここで初めてバーサーカーの力を解放を見せた プレジデントはそのままの勢いでビームサーベルを引き抜き、インフィニティーに突っ込んでいった セイ「………違う…。 俺は…お前も救ってやる!! お前の運命…ライの野望は俺が潰してやる!!!!」 セイの眼は紅く輝いていた ―――― たった一瞬の出来事だった 一瞬で決着が着いた プレジデントは突っ込んだ状態で斬りかかって来たが… インフィニティーはそれを左腕に装備しているシールドでそれを薙ぎ払って右手に持つ刀型ビームサーベルで一気に両足を切断 更にそしてその流れでプレジデントのビームサーベルを持つ腕を切り上げてこれも切断 最後にインフィニティーは回転して蹴りを腹部に攻撃 その、一瞬の間にプレジデントは地上に…いや、近くの海に墜落する形になっていた 微かにインフィニティーを見ながらキルは嘆いた… キル「……く…そ…!! あいつの…眼の… …「輝き」は…… …………。」 そのままキルは気を失った
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