救い…

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―――――― まだ辺りは暗い… だが、街は被害により各所で炎が燃えひろがっていた 朝焼けはまだ遠い… ――――――― セイ「うおぉおお!!!!」 巨大戦艦の攻撃を止めた後 高く舞い上がりながら羽を次々に飛ばす 羽たちは次々に巨大戦艦の周りを撃ち抜いていった 高く舞い上がっていったインフィニティーは左腰のビーム砲を構えて撃ち放った それが「とどめ」… 大きなビームは一直線に斜め上から走り、巨大戦艦を貫いた …ドガーンー!!!!!!!! そのまま巨大戦艦の「屑」は空中から堕ちて行き、海に落下した この時点で、勝利を手に入れたのだ たった二機で ローレライ軍隊から街を救うことができた 辺りは暗かったのだが… ちょうど太陽が水平線から顔をだしてこの街特有の、自然現象が現れた 「暁」 …明るくなることがないこの街の空に太陽の紅が強く放たれる 空は黒にほんのりと薄く紅のラインが綺麗に映る インフィニティーもその光を受けて白と黒のカラーに薄くだが、紅く輝いた… そしてセイはあの頃を思い出していた そう、それは…アヤの髪と同じ色… 黒にほんの少し紅が交わる色… セイは昔の自分の思い出を感じていた… セイ「………………。 …アヤ……。」 街は各所荒れ果てているが、この「暁」はいつもと変わらなかった… セイはぼんやりと眺めてたが、2人の元に戻ろうと決めた… ――その時… …ビー!!!! アラーム(警報)が鳴った レーダーには海方面から一機MSが近づいて来ている 速い…!! すでに「それ」が近くまで来ていた だからセイは黙視で確認した 太陽から現れる様に姿を表していくるMS… セイ「………っ!? …あれは…!?」
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