救い…

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セイ「……デスティニー…!?」 現れたのはデスティニーだった あの赤い翼… …間違いない…!! セイは直ぐに戦闘体勢に入った だが、デスティニーは街に入る直前で止まった セイ「………? (…来ない…?)」 しばらく沈黙が流れたが、インフィニティーに通信が入った ユウス「………そのMS…ZEROに似てるな…。 …まさか、ZEROのパイロットか?」 セイ「………あぁ。そうだ。」 その問いにセイは正直に答えた ユウス「……久々だな。 確か、ライに殺されたって聞いたが…… しぶとく生きてたとは……。」 セイ「………… ……お前も戦いに来たのか?」 ユウス「……いいや。 今日は違う。 ただ、ライの「命令」を実行しに来たまでだ。 こっちとしては「あの時」の借りを返したがったが…。」 そう言ってデスティニーは徐々に海面に降りていった セイ「……おい!!まさか!!」 ユウス「おーっと…! 手を出すな。 手ぇ出したら、お前の「この親友さん」は殺す。 俺にとってはコイツは気に食わないんでね。 殺したいが…ライの十八番なんで「コイツ」を回収する。 ……何が言いたいか… …解るだろ?笑)」 真下にはプレジデントがいる ユウスの言っているのはプレジデントと…キルだった つまり、脅し… セイとキルが敵同士であっても、セイはまだ友達として見ている… 友達を救いたい セイ「…………っくそ!」 ユウス「ふっ…。笑) 物分かりが良くて助かるぜ。 ま、どっちかって言うと…お前がこの「脅し」に反抗してコイツを殺す。 その後にお前との借りも返せるから… …一石二鳥だったのにな…。笑)」 そう言いながらプレジデントを回収していくデスティニー… それをただ、悔やみながらセイは睨んでいた セイ「……必ず…助けるからな…!!!!」 ――――――――― キル「……………!!」 キルは気絶していたが体はピクッと反応した…
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