再出発…

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セイはあれからただ黙ってデスティニーが見えなくなるまで見つめていた 見えなくなった所でセイは中学基地に戻っていった ――――――― 中学基地のOP その中にレインとキーミがいた レインはキーミに抱き付いている形だった 2人とも涙を流しあっていた セイ「……………っ。」 セイはOPの外に隠れていた 壁に寄りかかって2人の泣き声を聞いていた ただ、聞くしか出来なかった 慰める言葉も見つからずにただ、歯を食いしばっていた そんなセイは再びインフィニティーのある場所に戻っていった ――――――― レイン「………すみません… …キーミさん…わ、わたし…!!!!」 キーミ「……いいのよ、レイン。 …私も…こうしたかったから…。」 ――――――― ……カタカタカタカタ…カタカタ… セイ「………ふぅ…。 …大体こんなもんか…な。」 セイはインフィニティーの調整をしていた 「今」、何が起こるか分からない 自分が死なないようにパートナーを知る必要がある ……再び友に会うために セイ「……あの時は必死だったからちゃんと確認してなかったけど… こんな凄いMSなんだな…。」 バーサーカーの力でインフィニティーを扱えた それは結局「本能」だ 「意識」して操った訳ではない だからセイは「意識」して相棒(インフィニティー)を知りたいと思った 今、セイはインフィニティーの詳しい情報を見ていた セイ「……「NES」 核エンジンか…。 活動時間、無限… すべての武器のエネルギーにここから使用。 ブースト発火時などからは特有の核粒子を放つ…。 メイン武器はライフルと、ビームシールド搭載の盾を左腕に装備。 左腰には中遠距離型ポジトロンビーム砲…「マキシム」 そして、右腰の対艦様ビームサーベル …「アマノダチ」 それぞれ収納時には折り畳まれ、使用時にそれぞれ自動展開する…。 …あと、「アマノダチ」の柄は取り外し、その両端からビームサーベルを展開できるのか…。 …緊急な時に使えるな…。」 セイは戦いを想像しながら武器の使用を考えていった… すでにセイの顔は昔と違う顔になっていた
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