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俺らは作戦室にいた。
…反逆軍の基地は世界に数ヵ所あり、その中の「反逆本部」に向かおうとしていた……
この鑑の乗り組み員は少人数だ…。
艦長はアヤ…
パイロットが、セイとレイ…
作業員のリーダー「コバルト」さんを筆頭に10人くらいで作業される…
オペレーションは「ハルナ」「ナツミ」「アキハ」「ミフユ」の4人…
…船の操縦士…「マルス」さん…
そして今集まってるのは…
セイ、アヤ、レイ、マルスさん、コバルトさん、ハルナさんだ…
ハ「……本部は、エリア-016「ニブル」。
その経路を説明します…。」
ハルナは説明し始めた…
「まず、エリア016は、ここからとても遠いです…。2コースありますが、どちらもかなりの遠距離移動になります…。」
セ「……016っていったら、ユーラシア大陸のだいたい左上の方だよな?」
ア「……うん。セイの言う通り、北極に近いし、ヨーロッパにも近い……。
ヨーロッパのわずかだけど一部、北アメリカ、東アジア、ロシアそして今いる日本島を含めて、これらはローレ軍基地が盛んな地域…。
あまり通りたくないけど
…東アジア側か、
…太平洋側から出発し、北アメリカ、ヨーロッパを通る方か……。」
アヤが詳しく説明した…
セ「………。」
アヤは、まるで軍人の様だった……
……中学のアヤと、もう違うんだな……
…セイは、少し悲しくなった……
マ「……どう考えても東アジア側が正解でしょ?……東アジア側の方には私達と同じ反逆軍の基地も多いですし……。」
ハ「……そうなんですけど、最近アジア側の仲間から連絡が帰って来ないんすよ…。」
セ「………何かあったんですか?」
……レイがやっと口を開いた……
レ「……我々は常に連絡のやりとりを行う。そして連絡が来たらすぐ返すがルール…。
…つまり、返事を送っても返って来ない…。
つまり「返せない」…
これは暗黙の了解で……「SOS」ってことだ……。」
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