瞳…

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セイ「また、いきなりなんだよ? …別にいつもと変わらないって。」 レイン「…変わらないのが凄いと思うんです。」 セイ「えっ? 変わらないこと?」 レインは思った ライの策略かもしれないが本当にセイの母は死んだ その悲しみで一杯な筈だ だけど今は気持ちを切り替えて ライの目的を見つけ出していた 自分の母親が死んだ事で悲しみ浸ってもおかしくないだろう それをしないからって酷いと感じるか… 強いと感じるか レインには強く見えた セイが母親を大切に思ってた事は知っている 過去の悲しみや憎しみに浸らずに世界の…未来の先を見つめるセイは レインにとって羨ましい位に強く、大きく見えた セイ「…レイン?」 レインがそう考えて、黙っていた所をセイは遮った レイン「……そのまま そのままでずっと …いてください。笑)」 レインは笑ってそう答えた 自分にはこんな強い人がいる 心から安心して笑えた ――――――― レインとセイは屋上から基地の内部に入った 2人のARRKに ――――― 整備完了 ――――― …と来た つまり、セイが月に向かう準備が完了したと言う事だ 2人はすぐに持ち場に戻りそれぞれの準備を開始した レインは作業報告と作戦の内容を確認をする為にOPに… セイはインフィニティーの中へ それからそれぞれの準備が完了し、セイも発進準備が終わったのと同時にOPから通信が来た 勿論相手はレイン セイ「…作戦内容は確認した。 インフィニティーのシステムオールグリーン。 ランス・フォースとのドッキングも完了した。」 レイン『わかりました。 発進チャージ完了後、そちらにタイミングを移行させます。』 セイ「…了解!」 セイは深呼吸して気を引き閉めた
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