瞳…

25/25
前へ
/689ページ
次へ
レイン『……………』 セイ「…? レイン、どうした?」 レイン『え…っと…その…』 レインは言いたげな顔をしているが、なかなか口にできないでいた しばらくして勇気が出たのか、やっと言葉にした レイン『セイ…。 先ほどの屋上での話し… あなたは「キル」の話をしてましたよね? やっぱり彼と戦闘を行うのですか?』 セイ「………しない… って言ったら多分嘘つきにになる。 正直、戦闘を避けるって手段は確率が低そうだ。 って言っても戦いたいなんて思ってもない。 …もし、戦うならこれは約束する。 【必ず、どっちも死なない】 これは必ずレインに誓う。 だから、心配しないで?」 セイはそう言った 答えが出てないのかもしれない… けど、セイが言いたい事が伝わってきた レイン『…セイ。 今、宇宙では状況が解りません。 危険である可能性があります。 ならば、あなたは皆さんを守らなければなりません。 そして、キルがそれを破壊しようとするのだったら… あなたは…どちらを選びますか?』 セイ「…!!」 セイはうつむいてしまった どちらかを選ばなければならない… その時は… 俺は… セイ「……どちらかを選ばなければならないって… そんなのは…ぶっ壊す!! 必ずお互いを助け出す!! その覚悟は俺にはある!」 レイン『…解りました。』 セイ「…じゃ…行くよ。」 多分俺は、逆にライの言葉で決心がついた気がする …まだまだ俺にはこの世界でやる事が沢山あるんだ 知らなきゃいけない事も… 母さんに「ありがとう」って言う事も… だから、世界を滅ぼす因子を俺は…破滅させる!!
/689ページ

最初のコメントを投稿しよう!

583人が本棚に入れています
本棚に追加