想い…

4/32
前へ
/689ページ
次へ
ハルナ「…更に前方巨大戦艦から複数のMS部隊接近してきます!」 アヤ「巨大戦艦…ってより「要塞」…。 …私のバーサーカー。 お願いだから私達を導いて!」 アヤは眼に力を入れて、敵の増援に対策を「見る」 …ズキッ…! アヤ「っ!!!?」 アヤは本能的に眼を抑えた ハルナ達は様子が急変したアヤに振り向き声をかけた ハルナ「アヤさん!!大丈夫ですか!?」 アヤは軽く頭を上げた !!!!!! アキハ「…アヤ、あんた…眼から…血が…。」 皆は驚きを隠せなかった アヤの眼からは血が涙の様に流れていた 脳裏には「アヤが危ない」と知らせる アヤ「…血…」 バーサーカーが発動時間を過ぎれば痛みが生じるってリク言ってたっけ… 私もそんな時が前にあった 今はそれの比じゃないくらいに 痛みが激しい… 力を得ることでそれの対価が「痛み」… それとも…この眼に… 「光が映らなくなる」んじゃないかな? バーサーカーを使うとそうなるんじゃないかなって感じる… 自分の体だ… 自分の体だから分かる けど、失明なんて…世界と天秤に架けたら ……世界を取る それにバーサーカーが無くては今、みんなを救えることなんて出来ない… …だから…私… …戦うよ… ローレライ軍にも ライにも …バーサーカーにも… パンッ!! アヤ「……いっつ~!!!!」 ハルナ「…アヤ…さん!?」 アキハ「……ちょ、何してるの!?」 ナツキ「………ひゃー!行ったね~!!」 アヤ「…よし! みんな!集中して!! 私は大丈夫。戦う! リク…それに セイが来るまで持ちこたえるよ!!」 みんなはアヤの決意に賛成した 自分に「ビンタ」して気を引き締めたのはアヤだけじゃなかったらしい… みんなの顔は少し、明るく…希望を持ち返した気がする
/689ページ

最初のコメントを投稿しよう!

583人が本棚に入れています
本棚に追加