想い…

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アヤ「…うそ…まさか!?」 アヤの顔は真っ青になる 暁の全ての火力を注ぎ込んだ攻撃を… …無傷なんて ナツキ「…おいおいおい! なんだよ…それ。」 ナツキも…いや、みんなが同じ顔を表している アヤ「…っ! もう一度!もう一度全砲を巨大戦艦に!!」 暁はもう一度全砲発射させる …今度こそ… の期待を持って アヤ「…………っ…」 けど、その期待は脆く崩れ落ちる 暁と対峙して改めて敵の大きさに唾を飲んだこの巨大戦艦は無傷でピクリともしていない… アヤ「……動きもしないなんて…。」 そう、アヤが対策を練ってる時に 久しぶりに声を発した者 フユミ「……対象の表面に…」 アヤ「……フユミ?」 フユミはボソッと話したのをアヤはもう一度聞き返した フユミ「……表面に…特殊な…熱量を確認。 敵の…新しい…システム…だと…。」 アヤ「…新しいシステム?」 すると暁に通信が入り込んできた ライ『…どうだ、暁の諸君? ローレライ軍の最高傑作の要塞戦艦 【ネオ・テニー】は。』 アヤ「ライ!?」 ハルナ「…熱源!! ローレライ戦艦『アサルト』!!」 遅れて探知されたアサルト ライの乗る戦艦 ライ『…ふふ。笑) お前らにはこのネオ・テニーはとめられんよ! それに… 後ろのヒグレがもしこれを撃って破壊できても、 次のチャージには… 月から核が落とされる。』 …!!!! ライ『…驚きを隠せないようだな。』 ライは私たちの『行動 』を読んでいた それに、チャージの時間と核の時間も含めて… 私たちを弄んでる!!!! ライ『諦めろ。 お前らじゃ、これは止められない。』 アヤ「………… …ふざけないで。」 ライ『…? いま、何か言ったか?』 アヤ「…ふざけないでって言ったの。 私たちは必ず、撃ち破る!! あなたのその顔をめちゃくちゃにする!!」
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