想い…

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リク「なんだ? 俺に心配事とかあるのか?」 セイ『…いや、大丈夫なら良いんだ。』 セイが何かを隠してるのが分かった セイは解りやすいからな… まぁ、お前が話さないなら聞かないさ… リク「…とにかく! 状況は解ってるな? 時間が無い!早くあの巨大戦艦をなんとかするぞ!!」 セイ『…リク、1つ提案。』 リク「言ってみな?」 セイ『…このMS…プレジデントは俺がやる。 やらせてくれ。』 セイの顔は何かを決意した様な顔をしていた リク「……しょうがねーな。 セイ、任せた! 俺は巨大戦艦をやる!!」 セイ『リク…ありがとな。』 リク「なんだよ、お前がそんな顔をしてるんだ。 それを止める権利は俺には無いしな。 …だから!セイ… お互い、みんなの所に笑って帰ろうぜ!」 セイ『…当たり前だ。』 2人はお互いに誓った 親友との… あの時から… 中学時代の時から友達になり、遊び、笑った そしてセイ・リク・アヤ3人で ずっと一緒に笑ってようって誓った あの事件の後バラバラで生きてきた 世界に俺たちは巻き込まれた …いや、生まれてから世界の歪みに巻き込まれてたのかもしれない バーサーカーの力で戦ってきた それぞれの思いを託して その思いのすれ違いで俺たちはぶつかりあった けど、ぶつかりあった中から見つけた真実 俺たちはそれぞれの思いが重なり 共に世界の歪みと戦うと決意して立ち上がった 今の今まで それぞれ状況が違うけど、目指す世界の為に戦ってきた 多分、それぞれが 最後の戦いになる だから2人はあの時みたいに変わらず… 笑ってそう誓った
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