独り…

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―――――――――――― って言いたかった だけど、みんな優しいから着いてくとか言うだろう… だから、最後に 私は嘘をついた アヤ「……私、アイツを殺したくて殺したくて殺したくて殺したくて殺したくて殺したくて… だから、みんな、邪魔? みんな私の力に追い付けないでしょ?1人でやった方が早いしラクなの。 この暁は私の兵器。全て私自身の力だから…みんな消えてよ。笑)」 嫌な笑い方したな… それで、みんなはここから去っていった …何も言わないで てっきりアキハやナツキは怒りそうだったけど、何も無かったな… 最悪な別れかただったけどみんな大人しく暁から離れた これで、みんなここで死なない …良かった セイ達は絶対に勝って月の兵器を必ず止めるよ みんな平和に生きていける セイ… ごめんなさい 私、多分ダメだよ 平和な世界に私は多分いない 月の兵器止めても目の前のアイツを止めなきゃいけないし…ね? それで戦争が終わって人々がやっと笑える世界を生きてください …そして アヤ「ライ。」 モニターにはライが再び映っていた ライ『…それがお前の選択か。みんなを逃がして… お前は玉砕ってか…?』 アヤ「…そう。 最後の艦長としてのお仕事。 みんなホントに良い友達だった。辛い戦いばっかだったけど… 確かに楽しいって…みんなといて幸せだったんだ。不謹慎でしよ? …ねぇ?そう思わない? リーダー?」 アヤはいつもの顔をしていた ホントの笑顔 それを目の前のリーダーだったライに見せていた ライ『……まぁな。』 アヤ「………ついでに、リーダー、ホントは私たちの事ずっと見ててくれてたんでしょ? ずっと気になってた。リーダーが本気出せばすぐ倒せたじゃん。 知らない訳じゃないリーダーの実力… …なんでなの?」 ライは黙った 無表情ではない とても驚いた顔をしていた ライ『………気づいてたか?お前達に手が出せなかった理由。 今さらだけどな…俺の中でお前達の存在が大きい。 ずっとお前達には強く生きてて欲しかったんだ。 …セイやアヤ、リクやユウス、それにレイやキル。 暁やゲーティアの皆にはこの世界を…そしてホントの敵を倒して欲しかったんだ。 けどそのボスを倒す為に俺が道を印さなきゃならなかった…。 …それが俺の…リーダーの仕事だったんだ。』
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