戦争…

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  ア「……けど暁は下の基地にあるんでしょ!?   ……あそこにいる仲間…ローリさんは敵です…。」   マ「………知ってます…。」   アヤは驚いた…   ア「……えっ!?どうゆうこと?」   マ「……確にローリさんは裏切り者です…。 テロなんてなかったんです…。   …けどあの中に本当の話があって…。」   ア「……なに?」   マ「……MS実験……。」   ア「……それって本当の話なの?」   マ「はい…。   反逆軍とローレライ軍の戦いがインド洋であって、そこに例の古代機が投入されて一気に状況は最悪に…   少なくなった反逆軍を捕えられ、そこにローレライの脅しで裏切り者になったんです…。   そこにローリさんもいて、MS実験の事を聞いたらしいです…。   ……憎かったらしいですよ……仲間がMS実験の為に死んだって分かったら…。」    ア「……けど、結局私達の裏切り行為をしたんだよね?」   マ「……けど、それには裏があり…ローリさんはローレライを裏切る手段を作ってたんです…。   ……そのためには……我々の中から、騙されてるふりの役が必要だったんです……それが……」   ア「………私達ね……。」  マ「………はい……すいません……。」   ア「……別にいいって。 結局助かったわけですし…笑)」   セ「…………。」   ア「………セイ?」   セ「……!!…な、なに?」   ア「……リクの事、考えてる?」   セ「………うん……。」   ア「……じゃぁ…忘れよう…?」   セ「アヤ!?…忘れられるは…… ア「忘れよう!!!」   セ「……アヤ?」   ……アヤは泣いていたのが分かった……   ア「………私ね、色々な人達を裏切った……。   私も前に友達を裏切った…。   これで友達を裏切ったの二回目……。」   セ「………アヤ……。」   ア「……リクも辛いと思うよ……。」   マ「……さっきの人ですよね…。 私もそう感じました…。   二人ともこっちに来るとき本当なら二人を狙った方が有利だったのに…   狙わなかったんじゃなく狙えなかった……まだ、友達として考えてるんでしょうね……。」    …セイは涙が出ていた…
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