ZERO

力…

世界の王が戦争宣言して…１ヶ月…

レ「…………囲まれたか！！」

ア「……やっぱり、暁も出てますか！？」

レ「……いや…。

……ここはセイだけにまかせる…。

大型鑑はこの渓谷じゃ無理だろ。

この場所はMSの方が有利だ！

そして、大型鑑の火力を持つZEROのCAS…〔03〕が有効だ…！」

ア「…………………けど…。」　

レ「……仕方ない……また、あいつが〔暴走〕したら…おれが止める……。」

……暁はあれから直ぐにインドを発った…

あと何日かで反逆軍の本部…ニブルに到着する位置までやっと来た…

宣言からローレライ軍との戦いが激しくなり、隠れ隠れでやっとここまでこれたのだ。

だが、この渓谷で暁が隠れてた隙に…

ローレライ軍が渓谷を囲んでしまい…出れない状況に陥った…

――ZEROコクピッド内――　

セ「………… 。」

レ「……セイ……頼んだぞ！！」

セ「………………はい…。」

――ローレライ軍――

兵「……出てきませんね…。」

隊長「……いや！…大丈夫だ…！

……わからんが暁の予測進路ではここを通らなきゃいけないからなぁ…！笑)」

――暁――

フ「……ZERO……ハッチに移動させます……。」

……ｶﾀｶﾀｶﾀ…

セ「……キー入力……〔03〕

……CAS……03…

…ZERO〔ﾊﾞﾝﾂｧｰ〕……。」　

フ「………CAS…ZERO〔ﾊﾞﾝﾂｧｰ〕…装着開始……。」　

ZEROは換装され、ﾊﾞﾝﾂｧｰの装甲になった……

リ「……セイ…！

……一人だけの任務だが…頑張ってくれ！！」

セ「……わかってます……。

…俺は、ローレライ軍を殺せばいいんですよね？」