力…

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  兵「………でも、あの力は……!!」   ラ「………まぁ、我々は常に爆弾を抱えている……反逆軍も……。   …どっちの爆弾が爆発して死ぬか…   …それは、あいつら次第だな…。笑)」   兵「………確かに…爆弾を抱えている…ようですね…。」   ラ「……とにかく我々も出発だ…!」   兵「……味方の鑑の増援を待った方が…!!」   ラ「……増援を待っていれば奴らに逃げられる…。」    兵「……そうですね…。   …分かりました!」   兵は立ち上がり、マイクをとった…   兵「…我々はこれより、反逆軍…暁を追う!!   …アサルト鑑…発進…!!」   ――暁――   …セイは帰還し、暁も渓谷を出た…   ………パン!!   セ「……っ!!」   …セイはオペレーションルームに呼ばれて行ったら…    …いきなり、アヤにおもいっきりビンタされた…   ア「………あっ………ゴメン……。」   セ「…………別に……。   …殴られるより、殺された方がマシだったけど…。」    ア「…………セイ……。   …あんた…どうしたの…?」   セ「……俺は、反逆軍…暁の駒として、敵を潰してるだけだよ…。」   ……パン!!   セ「………えっ…?」   今度はフユミがセイを殴った…   フ「…………私達は……人です…。   あなたも……人です…!!」   セ「………くっ!!   ホントに俺は人か!?   ……こんな力……   こんな力を持っても…人と呼べるのかよ!?   ……MSや核…ZEROと同じだ! …俺はただ…兵器でしかない……。」   セイは振り返り、ルームを出た…   ……ガチャン…   扉が閉まった音が虚しく小さく響いた…  
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