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俺は森を歩いた
歩いき、歩いき、歩いた。
なぜ?俺は歩いているのだろう?
と思ったがあるかなくてはいけない感じがするからとりあえず歩いた
崖があった…人の手の加えられてない自然の崖が…しかし人の手が加えられてない所に不自然な感じがした…
崖から森の外がみえた
「!」
俺は驚いた…いままでショボショボしていた目が光がはいってきてまぶしいほどひらいた
外が…街?……街なんてもんじゃない…
地平線の奥まで生物が呼吸するような音をたてて薄暗い煙を吐いている工場のような錆びた建物の群が続いている
たくさんの針のように長い煙突がその間にみえ、そしてこの森によくにた針葉樹の森の群が遠くに一つ二つみえた…
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