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あれから何時間たっても
耳から離れない
あのメロディー
あれから何日たっても
アタシの心に住み続ける
あんたの存在
あの晩を思い返すだけで
体で覚えた低音に
自然と腰がくねる
ガチャガチャしてても
チョイトせつない曲の波が
アタシの感を
鋭くさせた
あんたと腕組んで適当にステップ踏めば
それはアタシのなかで
世界一の愛の社交ダンスになり
あんたと飲むぬるい缶ビールは
アタシのなかじゃ
世界一高級なドンペリになる
あんたと喰う吉牛は
アタシのなかじゃ
世界一高いキャビアよりウマイんだよ
あんたと居るときは
その過ぎ行く時間が
全部プラチナな輝き
ため息も
ほほえみも
沈黙さえも
アタシが誇る本気でHotなひととき
あんたとのすべてが
アタシのバブル全盛期
あんたと過ごす日々から
アタシは世間一般でいう
「恋」っつヤツを
味わった
泣くも笑うも
食うも寝るも
アタシが誇る本気でHotなひととき
アタシはこの先ずっと永遠に
バブルはじけた時代で
生きて行くんだよ
あんたとの一生が
アタシのバブル全盛期
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