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ここはどこだ?周りがぼやけてよく見えないな。ん?あれは……俺?何かちっちゃいな。
「やあ。安田純君。」
突然、ちっちゃい俺が俺の名前を呼んできた。
「君とは長い付き合いだったし、僕を大事にもしてくれた。だから最後にだけでもお別れの挨拶をしたかったんだ。」
「ちょ、ちょ、君は何を言ってるの!?最後って何のこと!?それ以前に君は誰なの!?」
「あぁ、それはすみませんでした。僕は“安田純の左腕”です。」
「えっ…。」
安田は自分の左腕が“本来あった場所”を見た。
無い。
「う、う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ腕がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
俺はまた気絶した。
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