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カンカンカンカン‥‥
踏み切りの音が夜の街にこだまする。
「ふぅ、今日の部活きつかったなぁ~」
洋輔は疲れ果てた表情をしている。
「後少しで家だから帰ったらゆっくりテレビでもみるか」
ゴォォ----
目の前を電車が通り過ぎる。
「さて行くか」
洋輔は自転車に乗りこぎ出す。
すると4~50メーター先の茂みから眩い光が目に飛び込んだ!
「うわっ!?まぶしっ!!?」
‥‥‥
「なんだろ?」そう言って洋輔は光の差す方へ近づいた。
「これは‥‥石?なんで石が光ってるんだろ?」
洋輔は石を手に取り石を見回した。
「きれーだなぁ‥‥」
すると突然石の輝きがスゥ~と消えた。
「あれっ!?消えちゃった‥‥珍しいから拾っとこっと」
そう言うと洋輔は学生服のポケットに入れた。
「もうだいぶ遅いし早く帰らなきゃ!」
家路へと急いだ。
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